ギターを改造した話。 [楽器]
最近、周囲ではバンドブームが到来。なんですが、その前に電子工作ブームも来ていて、
ちょっと遊んでみたくてギターを改造しようかなと。
ホントは、リッチーブラックモア先生みたいにシングルの枯れた音でカッコよく弾くには
一本フェンダーのギターが欲しいけど買えないな、みたいなところが動機です。
モノは25年くらい前のIbanez RGというギター。ストラトでピックアップはSSH構成。
リヤピックアップを20年位前にDimarzio PAF Proというハムバッカーに自分で交換してあります。
今回はこれにいわゆるタップ機能を追加して、ハム⇔シングル切り替えを実現してみようかと。
パーツはサウンドハウスさんで購入。
使うのはスイッチ付きPOT一個だけです。他は違うのに使ったので、別記事へ。
選び方としては、
・ハムバッカーなので500kΩ
・ノブをそのまま使うためにミリ規格
・特性は元のがよくわからんので、とりあえずAカーブ。
ホントは押す度にON-OFFが切り替わる方が操作性が良いと思いますが、お値段が高め。
ライブするわけではないし、お試しだし・・・。
あと、POTの径が小さくなりますがどうなんですかね。スイッチ付きはみな小さい感じ。
回路図はディマジオのサイトからいただきました。ここのはちとわかりにくいですが、ディマジオのピックアップだし、一応、IbanezのRGも選択肢で出てきます。純正採用してるモデルもあるからかな?
どれを選んだか忘れちゃいましたが、今回はSSH構成で1Volume 1Tone 5way switchのやつです。
ポイントとしては、POTのボディーにアースするんですが、POTの端子にもアースが来ていて、
この端子とポット本体をつなぐ必要があります。元のスイッチなしPOTはダイレクトに端子を曲げて
ボディーにアースしてありましたが、スイッチ付きはそうも行かないので、配線を一本追加しました。
(あ、そうそう、半田ゴテはパワーがあるものを使いましょう。POTのボディーに半田付けするには
それなりに出力が必要です。私は30Wだけどトリガーを引くと70W相当になるgootのコテでやりました)
スイッチの分、高さが増えるので、収まるか若干心配でしたが、うまく収まりました。
ここで、引くとシングル、押すとハムになり・・・あれ?
このPOTのセレーション(ギザギザ)、ノブの穴に対して、ユルユルです。
引くと「スポッ」と抜けちゃいます。多分、イモネジで固定するタイプを想定しているようですが、
うちのギターは嵌めるだけのタイプ。ギザギザにビニールテープをかぶせて「グニュッ」っと押し込んだら、
ちょうどいい具合になりました。
肝心の音ですが、シングルに切り替えると、当然ながら音は軽くなり、パワーが抑えられますが、少しキンキンします。POTの抵抗がハム用の500kΩだからですかね。シングルコイルは250kΩらしいので、純粋なシングルコイルの音にはならないのは予想通りです。あと、シングルに切り替えるとノイズが乗ります。シングルだから当然ですが。まあ、切り替わった証、という事で。
やっぱシングルコイルのギターも一本欲しいな、と思いつつ、これで我慢しようかなと。
そんなに買っても家で遊ぶだけなので・・・。
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