モジュールとSIMの挿し方はそれぞれ過去の記事をご覧くださいませ。
今回はWindows10でゴニョゴニョした話です。
MC7700を挿して起動するとドライバも当たって、通信もできそう。
SIMを挿してAPNを設定すれば良さそうです。
でも、最初は何にもしないで良かったんですが、この後面倒なことに。
原因はUbuntuとのデュアルブートにあるかも。
一度シャットダウンで電源を落としてから起動すればいいみたい。
Windowsだけの人は、流してください。
デュアルブートの不具合で色々入れちゃったので、入れたものの説明を。
Sierra Wireless社のHPへ行き、ダウンロードしました。
メールとID、パスワードを設定、職業の入力をするだけなんで、面倒くさがらずに登録したほうがいいかも。
落としたもの
・Skylight(接続ユーティリティー)・・・無くてもいいけど、詳細情報が見えたり、設定ができたりします。
・最新ドライバー・・・MC7700と書いてない、最新(Build4773)を入れてますが、動いてます。これも要らないのかも。
・MC7700ファームウェア・・・”最新”が良さそう。以下詳細を。
Sierra WirelessのHPのSUPPORT→SOURCE→AirPrime→MC Series→MC7700と辿ります。
するとSoftware Downloadという項目が出てきます。
で、Firmwareをクリックするとリストが出ます。
5種類ほど試しましたが、上から2番めの、
に落ち着きました。
選んだ基準ですが、
1.QMIというのがどうやらQualcommの技術みたいなんでそちらを。
2.”MC7700 NTT approved FW 3.5.19.00A QMI” とあるのが良さそうだけど3G接続しかできず除外。
3.ATTとかBellとか他社の名前がありますが、解凍したファイルにはバージョン名しか入ってないのでいけちゃうんじゃね?
で、結果ですが、
MC7700 ATT PTCRB Approved FW 3.5.20.3 QMI
より上のバージョンはLTEで接続できました。
ファーム書き換えって法的にはどうなのかな?モジュールには技適マークあったけども。
※ファーム書き換えが済んだら、一旦シャットダウンで電源を落としましょう。
どうやらシャットダウンしないと書き換えが終わらないようです。
なんかこれでハマりました。
ダウンロードしたものを解凍してexeを実行すると、コマンドプロンプトが開いて書き換えを開始。
書き換えが完了すると"Press Enter"でコマンドプロンプトが閉じて終了するんですが、
何度書き換えても変わらない(3Gしか入らない)と思って、一旦シャットダウンして家に帰ったらLTEが繋がったという・・・。
以下スクリーンショットを何枚か。
右のウィンドウ、Windows10の設定に”携帯電話”が追加されます。
右下の通知メニューにも追加されます。
一番左の小さいウィンドウがSkylightで、4Gとか3Gの状態が判りやすいです。
APNのここで設定できます。
Windows10の設定でAPNも設定できますが、それをSkylightで見ると、
APNの名前がレジストリキーになっちゃうという不具合が。
あとGPSの様子も表示できるのでお好きな方でよろしいかと。
真ん中のドライバーですが、何も入れないと、ネットワークアダプタの所に、mc7700と出ます。
Sierraのドライバーを入れると”Sierra Wireless 〜”と他にもいくつか表示されています。
Windowsのネットワークのプロパティで100Mbpsと出てます。
詳細オプションでAPNが追加できます。
なんか、いじってるとmoperaU(ドコモですね)とか勝手にAPNが追加されます。
多分、”Windowsでこの接続を管理”にチェックを入れたときに追加されて、繋がらなくなっちゃう感じ。
MVNOの人は外したほうが良さそうです。
Skylightではファームのバージョンも見えるんですが、分かりづらかったので、
購入時のファームウェアのバージョンを見るのを忘れてしまいました。
でも3Gしか繋がらなかったので、NTTうんぬんのバージョンあたりだったのかなと・・・
Windows10も、あれこれドライバをインストールする必要が無くなってきてますね。
Linuxも昔は大変だったけど、今は何もしなくても動いてくれるし。
開発者の皆さんに感謝です。